クリスマスカラーはなぜ赤白緑なの?

クリスマスカラーは赤、白、緑の三色。なぜ、この三色なんでしょう?
それぞれの意味するところをご存知ですか?

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■クイズ:緑はever green. を表します。では、ever green とはどういう意味でしょう?

■ヒント:ever は常に、という意味。
ever changing societyなどというと常に変化する社会、ということになります。

ということは。。。。。

■答え:ever greenは常に緑、つまり常緑樹を意味するのです。

枯れることがない(滅ぶことがない)、ということから永遠の命を連想させるので, クリスマスの飾りに常緑樹であるもみの木や柊が使用されるわけです。
キリスト教では永遠の命を信じるので大事なコンセプトというわけですね。

白は純白。また、クリスマスの時期は良く雪が降るのでそこからの連想もあるようです。

■クイズ:それでは、赤は?なぜ、赤なのでしょう?
ここで、三択のクイズです。クリスマスの赤は以下のどの意味から来ているでしょう?

(1) ポインセチア
(2) サンタの服の色
(3) キリストの血

答えはなんと……

■答え:キリストの血

なのです。

日本人の感覚からするとグロテスクな感じがしますが、キリスト教徒にとっては私たち人間の罪を贖うためにイエスが十字架にかかり、血を流してくださったということはとても大事なこと。キリスト教の正餐式で信者が飲む葡萄酒も血の象徴、と言われています。

さて、では続けてクリスマストリビア第2問。

クリスマス12月25日の翌日26日も休日

12月26日はボクシングデーと言われ、イギリス、カナダ、オーストラリアなどでは銀行など公共機関がお休みとなります。
一体どういうお休み? 再び三択です。

■クイズ:このボクシングデーの意味は何なのでしょうか?

(1)クリスマスで親族が集まり、プレゼントのやりとりをしてとても気を遣って人々は疲れきるので憂さ晴らしにボクシングをする。
(2)クリスマスのプレゼントをたくさん届けて疲れきっている郵便屋さんに市民が贈り物をする。
(3)単純に前日のクリスマスのプレゼントの箱を家族で開ける。

■答え:(2)

なるほど、クリスマスの後ですから、人々は慈善的な行動にでるのですね。

とはいえ、現在では実際に贈り物をする人はほとんどいないようですが。
元々は郵便屋さんだけでなく、貧しい人々にプレゼントをしたり、また昔は、使用人のいた家では、使用人たちを労う意味で、使用人たちに頼らず、皆自分で用をすませるようにしたのだとか。
クリスマスという大イベントまで一生懸命に働いた人を労う、という意味合いがあるんですね。