「白黒」は英語では「black and white」逆です!

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私たちは、何かをはっきりさせたいときに、
「白黒させる」と言う言い方をしますね。
この「白黒」を英語にすると、

「black and white」で「黒と白」で、
日本語とは逆になります。
略してB&W 等と言います。

このように、日本語と英語では同じ内容のことでも、
言葉の順番が変わってくるものがたくさんあります。

「あちこち」は「here and there」
「左右」は「right and left」

このrightと言う意味には、
「右」の他に「正しい」と言う意味がありますね。
どうも「右」が「正しい」という考え方から来た意味のようです。

「貧富」は「rich and poor」
「苦楽」は「joy and sorrow」
あるいは「pleasure and pain」

これに似たような意味で「一喜一憂」だと、
英語と同じ語順ですね。

「紳士淑女」は「ladies and gentlemen」
これは、大勢の前で「みなさま」と呼びかけるときに言います。

「新旧の」は「old and new」
「前後に」は「back and forth」

これは、「行きつ戻りつ」という意味合いもあります。
日本語の方は、「前進」の方を先に考えて、
英語は「戻る」方を先に考える、というのが不思議です。

「出入りする」は「go in and out」

この場合は、日本語の方は「出て行く」方を先に考えて、
英語の方は「中へ入っていく」方を先に考える、というのが
「入り込む」様子が浮かび、
aggressive「攻撃的な」感じがしませんか?

何かルールのようなものがあるのかどうか、
そのあたりは決め手が見つけられませんが、
私見ではメジャーなものや多数派にあたるものが
英語では前に来るような気がしますが、
みなさんはどのように感じますか?

でも、日本語と英語の語順が同じものももちろんあります。

「正誤」は「true or false」

「勝敗」は「victory or defeat」

「夫婦」は「husband and wife」

「少年少女」は「boys and girls」

この「少年少女」はboysが先ですが、
「紳士淑女」はladiesが先ですね。
イギリスやアメリカでは成長した女性に対して
レディファーストの精神があるのが伝わります。
日本との文化の違いも垣間見ることができておもしろいですね。

また、日本語と英語の語順がどちらでも良い場合もあります。

「父母」は「father and mother」「mother and father」どちらもOK

「紅白」は「red and white」「white and red」どちらもOK

「大小」は「small and large」「large and small」どちらもOK

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