日本とは違う!イギリス人のクリスマスホリディの過ごし方

クリスマスを前に街中はイルミネーションでキラキラ、お店はデコレーションされ、大きなクリスマスツリーが現れ、あちらこちらでクリスマス

ソングが聴こえてきます。
どこかのクリスマスイベントでは、サンタクロースが登場!
また、今年のプレゼントは何にしようか?と、大人も子供も真剣に話を始めたりもします。

日本でも定番のイベントとなったクリスマス。
今日は、イギリスのクリスマスホリディの過ごし方をご紹介します。日本との違いを感じてみましょう。

日本の子供にとっては、「サンタさんがクリスマスプレゼントを持ってきてくれる日」
大人にとっては「大好きな人とプレゼントを交換したりおいしいご飯を食べたりして、心温まる時間を過ごす日」

そんなイメージがありますが、海外でのクリスマスは本来の意図にそったものです。
まずは、クリスマスとは何か?から書いてみます。

クリスマスとは?

クリスマスとは、何でしょうか?
この日は、イエス・キリストの降誕した日で、それをお祝いする日です。
キリスト教信者は、クリスマスの日は家族で教会へ行き、クリスマスの礼拝に参列し、歌い、祈り、司教のお話を聞いたりします。

今では、クリスマスもキリスト教信者だけではなく、世界中で祝うものになってきています。

では、キリスト教信者が多い国、イギリスではどうでしょう?

イギリスにクリスマスがやってくる!

キリスト教信者の多いイギリスでも、時代と共に、クリスマスの過ごし方は変わってきているようです。
しかし、伝統を重んじる国民。変わらないものもありようです。

ロンドンのピカデリーサーカスのクリスマスイルミネーションは、世界的にも有名で、毎年、テーマが決まっています。
今年は何がテーマなのか、みんなワクワクしながら点灯式を訪れます。
町のメインストリートのクリスマスイルミネーションは、ロンドンのピカデリーサーカスだけではなく、カントリーサイドの小さなヴィレッジでも、見ることが出来ます。

それぞれの町や村のタウンセンターで、アーチ型のかわいいイルミネーションがデコレーションされ、みんな、プレゼントを買ったり、この季節の名物屋台の焼き栗をほおばったり、一年のうちで一番、町が賑う時期と言ってもいいでしょう。

ラッピングは自分で!さらに大事なのはメッセージカード・・・イギリス人のクリスマスプレゼント習慣

クリスマスのプレゼントを贈る習慣は、もちろん、イギリスにもあります。
誰もがプレゼントの準備で大忙し。

イギリスのお店では、日本のように、ラッピングのサービスがありません。
自分でラッピングペーパーや、リボン、プレゼントに添えるカードなどを準備します。

この国では、たくさんの家族や親しい友人とプレゼントを贈りあうので、ラッピングだけでも、かなりの時間と神経と労力を費やします。
が、大切なのは気持ちです。
少々ぐちゃぐちゃになってしまっても気にしません。
贈る方も贈られる方も、当日までワクワク!
早めに届いたプレゼントは、家のクリスマスツリーの下に置いておき、プレゼントカバーを掛けておきます。

プレゼントも大切ですが、クリスマスカードを送る習慣があります。
カードは二つ折りになっていて、必ず封筒に入れて送ります。

クリスマス以外にもイギリスでは、グリーティングカードを送りあう事が多く、町では、専門店をよく見かけます。
また、クリスマスはキリスト教の行事なので、大きな大聖堂はもちろん、町の小さな教会でも購入できます。

この時期、世界中からこの国に送り、送られる沢山のプレゼントとカードで、イギリスの王室が運営している郵便局、Royal Mailは大忙し。
この時期、お荷物が遅れたりするのは、珍しくなく、国民もそれを予測して早めに準備するようです。
この時期に贈った郵便物が行方不明になって、数ヵ月後に届いた、という話もありますが、仕方ないわね、で、済んでしまうようです。

このように、イギリスならではのクリスマス事情が、色々あるようですが、食の楽しみはイギリスにもあります。
では、イギリスのクリスマス料理とはどんなものでしょうか?

イギリスのクリスマスディナーとクリスマスプディング

イギリスでは、クリスマスの日、伝統的なクリスマスディナーを頂きます。
イギリスでは、クリスマスの日、ターキー、七面鳥を食べます。

大きなオーブンで大きな七面鳥を一羽ごと、表面に美味しそうな焼色が付くまでじっくりローストします。
それをスライスしたものに、グレイビーソースをかけ、クランベリージェリーを添えます。
付け合せは、ジャガイモ、ニンジン、パースニップ(見た目は白いニンジンのよう。甘みがあり、とても美味!)、ビーツなど、冬の根菜類をローストしたものが欠かせません。

これが大きなお皿に茹で野菜と共に、こぼれそうなほどに盛り付けられます。

では、クリスマスケーキは?
イギリスのクリスマスケーキは、ドライフルーツやスパイスをたっぷり使った、クリスマスプディング。
1ヶ月位前に作り、しっかり寝かせます。

見た目は真っ黒で決してきれい、とか、かわいいとは言えませんが、当日はとても素敵な演出が!
お部屋を暗くし、ブランデーソースをかけ、フランベ(火をつけ、アルコールを飛ばす)します。

白いブランデーバターを掛けると、山に雪が積もったようで、とてもキレイなんです!

また、クリスマスが近づくと、、ミンスパイと言うお菓子を、ベーカリーやケーキ屋さんで良く見かけるようになります。
フィリングはミンスミートと言う、ドライフルーツ、ナッツ、スパイス、ブランデー、そして、スウェットと言う牛の油で出来たもの。
それをパイ生地で包み、焼きます。
イギリスでは、クリスマスが近づくと、ミンスパイとティーを頂きながら、クリスマス気分を盛り上げるようです。

そして、ついに、みんなが楽しみにしていたクリスマスがやって来ます。

25th, December…

イギリスでは、時代のせいか、クリスマスに教会に出掛ける人は減りつつありますが、それでも、教会には沢山の信者が集まります。
家では、テレビをつけると、礼拝の様子など、教会の様子が映されます。
毎年恒例、女王陛下のクリスマススピーチにも、家族で耳を傾けます。

キッチンでは、朝から、クリスマスローストディナーの調理も始まります。
伝統的なクリスマスディナーとクリスマスプディング、他にも、フルーツポンチや、モールドワイン(かんきつ類や、シナモン、スターアニスなどのスパイスを赤ワインで煮込んだホットワイン)、殻付きのナッツなどなど、クリスマスならでわのご馳走が食卓に並びます。

食べたり飲んだり、プレゼントを開封したり、ゲームをしたり。
クリスマスパーティーは夜遅くまで続きます。

25日が終わると、日本ではクリスマスは終わります。
しかし、ここ、イギリスでは、次の日も、まだ、ホリディが続きます。

26th, December…!?

イギリスでは26日のBoxing Day(ボクシングデイ)も楽しみます。
この日は、大騒ぎした前日の疲れなどを癒します。
家族みんなでのんびり、山に歩きに行ったり、殿方達は競馬を楽しんだり。

ボクシングデイの伝統的な食べ物もあります。
クリスマスディナーで胃袋も疲れているので、そんなにご馳走は頂きません。

マッシュポテトにパーティーで残ったお野菜やお肉を混ぜ、フライパンに広げ、焼きます。
両面とも焼き色がつけば出来上がり。
これが、ボクシングデイに食べられる、”Bubble and Squeak(バブルアンドスクイーク)”です。

そうして、イギリスのクリスマスは幕を下ろします。

家族と共に、Merry X’mas

クリスマスの過ごし方はさまざまですが、イギリスではお店も閉まり、電車や地下鉄の本数も減ってしまいます。
よって、日頃働いている人もみんな、ホリディを楽しむことが出来ます。
家でクリスマスホリディを楽しむ習慣が根付いているため、お店を開ける必要も、電車や地下鉄を走らせる必要も無いようです。
パーティーは家で伝統的なクリスマスディナー、出掛けるとしても近くの山や公園。
大切な人達と向き合う、贅沢な時間かもしれません。

イギリスのクリスマスとは、家族や友人と素敵な時間を過ごすために、心を込めて、少しづつ作り上げていくのです。
家族で過ごす時間を大切にするイギリス人。
そうすることで、文化や習慣を、自然と次の世代へ受け継いでいくことができ、伝統を守ることが出来るのです。

日本のお正月と似ていますね。

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