「忘れない」単語の覚え方

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「単語を覚えられない」「覚えても忘れてしまう」というのは
ビギンの生徒さんからもよくいただくお悩みの一つです。

そこで、蒲田エリアの洋子先生に、
忘れない単語の覚え方についてお伺いしてみました。

■一度覚えた単語を忘れないようにするには、
「単語だけで覚えない」ことです。

単語だけを暗記しようとするのではなく、
その単語を使って”自分なりの文章を作る”ようにします。

例文が浮かばない場合は、電子辞書などで例文を参考に、
自分のシチュエーションに置き換えて文章を作ってみればOK。

なぜこの作業が大事かというと、やっぱり記憶に残りやすくなるからです。
もし単語の意味を忘れてしまっても、
「この単語を覚えたことがある」という記憶は残ります。
「前に一度、覚えたなあ・・・」という記憶があればしめたものです。

■次にお薦めする方法が、単語をグループごとに覚えるという方法です。

たとえば、動詞の後に「er」を付けると、 人になる、という単語グループがあります。

prodece(作る) – proceder(作る人)
interview(インタビューをする) – interviewer(インタビューをする人)

など、これは単語の終わりに「er」をつける「接尾辞」といわれるグループで、
他にも、単語の最初が同じ「接頭語」のグループなどがあります。

こうやって単語をグループで覚えていくと、
動詞の意味と一緒に名詞の意味も覚えられて、
一石二鳥ですよね。

■最後に、単語は誰でも忘れる、という気持ちでいることです。
日本語だってそうじゃないですか?
私も人の名前や、物の名前など、すぐに出てこないことなんてしょっちゅうです。
それと英語も一緒です。
覚えても忘れるのが普通。
だから、その単語をたくさん使ったり、
その単語にたくさん出会ったりして
徐々に覚えていきましょう。