洋書の多読を英会話スピーキングに活かす方法

目次

英会話ビギンでは、Oxford、Longman、Cambridgeなど
各出版社から発行されている「Readersシリーズ」を
メンバーの皆様が無料で借りることができる「Readers図書館」をオープンしています。

 

自分のレベルにあった英語で書かれた本を、辞書無しで読むことで、
蓄えられた自分の語彙力を確認することができます。
全て読み終わったときには、達成感も得られます。
とにかくたくさん読むことが肝心です。

 

そのためには、背伸びをしすぎないことが大切です。
背伸びをしすぎると、辞書無しで読んでいるうちにちんぷんかんぷんになってしまい、
結局最後まで読むことを断念しかねません。

 

ビギンの「Readers図書館」は、自分のレベルにあったものを選ぶことができますので、
すぐに読み終えそうなものから始めて見ると良いと思います。
「簡単すぎるかな?」と思えるものでも、
「英語では、こういう場合にこんな風に表現するんだ!」という新しい発見もあります。

 

もし、分からない単語や言い回しがあったら、メモを取っておいてあとで調べるようにしましょう。
学生の頃だったら、知らない単語や熟語はいちいち辞書で調べながら読みましたが、
そのように進めている内に、楽しくなくなってしまいます。
何とか我慢して最後まで辞書無しで、読む癖を付けてみてください。

 

私のレッスンの中でも、生徒さんが読んだ本を教材にして、
スピーキングの練習をすることもあります。
その内容は次のような感じです。

・あらすじを表現する。

・登場人物の特徴を言う。

・自分の感想を言う。

 

生徒さんも、必死でそのあらすじや感想を英語で説明してくれます。
そして、表現に詰まったら少しだけお手伝いをします。
自分の言葉で表現することの楽しさを是非味わってみてください。
そのときには、難しい単語を使おうとせずに、
自分が持っているボキャブラリーの中から拾ってみてください。

 

英語なんて、「使ってなんぼ」の世界です。使わなければ意味がありません。
自分の言葉で伝える楽しさを味わってください!