英会話を習うなら日本人講師?外国人講師?判断する4つのポイント

英会話日本人講師のユキです。
英会話講師をしていると、友人からこんな質問をよくもらいます。

「英会話を習うならやっぱり外国人講師がいい気がするんだけど、実際のところどうなの?日本人講師のほうがよかったりするの?」

自分が日本人英会話講師なので、「もちろん日本人講師のほうがいいんでしょ」と思うかもしれませんが、私も「ネイティブ講師の方がいいでしょ」と思っていた時期もありました。
これまでに言語を「教わる側」「教える側」両方の視点から、感じたことを正直に書きます。

現在、日本人講師の方からイタリア語のカフェレッスンを受けています。
そこで、日本人講師を選ぶにあたってわかったことが4つあります。

(1)日本人講師だからといって、発音の心配はいらない

たしかに発音・イントネーションに関してはネイティブの方が良いのですが、週一回のレッスンで先生の発言時間は何分でしょう? 
週に数十分聞いただけでその人の発音が吸収できるなら、映画2時間観ただけでOKではありませんか。
むしろ家庭学習でCDを聞いて下さい。
そっちの時間のほうが長くないといけません。

たった1時間のレッスンで日本人講師の発音にこだわるより、日々英語音声のCDを聞くほうが大事だし、何より、レッスン中にちゃんと発音の指導ができるかどうかのほうが大事です。

レッスンを受ける生徒側が、口の形やら、イントネーションのコツを英語で説明されてわかればOK。
あとは、教えてくれる外国人講師が、発音についてちゃんと説明できればOKだと思います。

(2) 日本人講師のほうが、何をどうしたらいいのかわかりやすい

日本人講師は、英会話を学ぶ際に、家で何をどうしたらいいのか、しっかり指示してくれます。
講師自身が学習した経験から、宿題、ないしは家庭学習の大切さをわかっているので、ただ「なんとなく週一回通うのみ」というダラダラした状況になりません。

自分が英会話の講師をして思ったことがあります。

家で生徒さんのプリントなどの準備している時はいつも、同時に一人一人の課題、向上点を見直す時間となっていること。
私の周りにも英会話講師をしている(もしくは、していた)ネイティブスピーカーが何人もいますが、「早く一日おわれー、早く週末になれー」と思っていたそうです。
レッスン時間以外はプライベートですから、「指導、レッスン」に関しては気にもとめない人が多いです。
(中にはしっかり教えている先生もいると思いますが・・・)

あと、これは裏話ですが、以前大手英会話スクールで働いていたとき、外国人講師の一人にスペルの苦手な講師がいたのですが、(特に日本にいる期間の長い講師に多い)生徒の前では書けないことがネイティブであるがゆえに恥ずかしかったのか、こっそり「Yuki,, how do you spell レゲエ?」なんて聞かれた事は一度や二度ではありません。
そして「文法の質問」になるとわからない人が多いので、日本人講師にまわってきます。

(3) 日本人講師と外国人講師では、文化理解と説明レベルに関して違いがある

フレーズや単語のニュアンスの違い、文化の違いに関しても、日本人講師は「日本人が取り違えやすい」部分をわかってるので注意できます。
しかし、ネイティブ講師は自分自身が「あたりまえ」として使うフレーズ・単語やそれぞれの文化の相違に関しては、生徒が「???」となっていても気づいていないことが多くのです。
「???」になればまだしも「勘違いしたまま」スルーされてる場合だってあります。

「不自然」でも通じれば、スルーする事が多いのがネイティブ講師です。
自分がもし「日本語を教える講師」だったら・・・想像できますか?
外国人が話す日本語、あまりに通じないほど間違ってたら直しますが、「日本人が話す日本語」と違う事は明らかでも、通じてたらスルーしてませんか?

例えば、パーティーで英語圏の人に「わたくしは~、ah,,○○○です」といわれたとします。
「○○○です、よろしく!っていうほうが自然だよ!練習してみて」って言いますか?
こういった「直し」は同じ言語圏出身同士のほうが、効率的です。

以前こんな場面がありました。 

アメリカ人A: 「秋葉原いく?」
アメリカ人B: 「秋葉原=アキバって略せるんだよ!」 (笑)

たしかに、「秋葉原」であってるので、日本語のネイティブ(私たち)はいちいち気にも止めないところですが、こういうところに関しては「第二言語学習者」のほうが敏感です。
これでアメリカ人A君は、日本人に「秋葉いこー」と誘われても、どこに誘われているかわかりますね(笑)
このケースと似ているのが、自分のレッスンの時も「America」という単語ひとつでも、他の呼び方も教えるようにしています。
どれが一番使われて、どれが一番フォーマルか。
その言葉のネイティブは自然すぎて気がつかないことが、第2言語として学んだものにとっては、知識として他の人に伝えることができたりすることも多いのです。

(4) 目の前に見本となる日本人講師がいるとモチベーションが保てる

実はこれが、私自身イタリア語を習うにして「一番よかったな」と思うところです。
私のイタリア語の先生は、同い年くらい?もしくは年下(にみえる)女性の日本人講師です。
先生も元々はイタリア語が話せない人です。

スタートは遅かったけど「私もこうなろう」という気分になります。
私も今は英語が話せますが、元々は話せてないどころかABCもわかってなかったわけです。

 
イタリア語のレッスンでは、先生が初心者の頃使っていたものと同じ教材を使っています。
宿題の答え合わせをしていたときでした。
解答のないテキストなので、先生自身のテキストを見ていたとき、「あ、私もおんなじところ間違ってる。。」と言われたとき、強く実感しましたね^_^ 
「誰でもはじめはできないんだ」って。

「英会話を習うなら日本人講師?外国人講師?」まとめ

これから英会話を習おうとしている方は、これまでの英語への取り組みを振り返り、「今」何を求めているのか?を冷静に見つめてみてください。
これまで英語を挫折しがちだった方は、そのとき、なぜ挫折してしまったのか?

「何がわからなかったのかが、わからない」
「モチベーションが保てなかった」
「どうやって勉強すればいいのかわからなかった」

過去を振り返って、そのように思われる方は、日本人講師のほうがあっているかもしれません。
ナチュラルな発音や表現を学びたい、異文化理解としてネイティブ講師から学んだほうがいいでしょ、という考え方ももちろんあります。

語学の習得で欠かせないものは「継続」。 
今、英語が話せるのか、話せないのかは「過去の自分」が決めたこと。
将来「英語が話せる自分」を選ぶのか「話せない自分」を選ぶのかは「今の自分」が決めることです。

ネイティブ講師も日本人講師も、それぞれにメリット・デメリットがあります。
自分が少しでも長く継続できる方法を選んでいただくのがベストな選択肢だと思います。

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