語学を習うなら日本人講師?外国人講師?

初心者から始めるマンツーマン英会話レッスン

自分が日本人英会話講師なので、
日本人講師のほうがいい・・と思うかもしれませんが、
私も「ネイティブの方がいいでしょ」と思った時期もありました。

これまで言語を「教わる側」「教える側」両方の視点から
感じたことを正直に書きます。

現在日本人講師の方から
イタリア語のカフェレッスンを受けています。
そこで、日本人講師を選ぶにあたってわかったこと

①発音の心配はいらない

たしかに発音・イントネーションに関しては
ネイティブの方が良いのですが、
週一回のレッスンで先生の発言時間は何分でしょう? 
週に数十分聞いただけでその人の発音が吸収できるなら、
映画2時間観ただけでOKではありませんか。
むしろ家庭学習でCDを聞いて下さい。
そっちの時間のほうが長くないといけません。
日本人講師の発音にこだわるより、
日々CDを聞くほうが大事だし、
ちゃんと指導できるかどうかのほうが大事です。
口の形やら、イントネーションのコツを
英語で説明されてわかる生徒と
ちゃんと説明できるネイティブ講師であれば別ですが・・。

②何をどうしたらいいのかわかりやすい

家で何をどうしたらいいのか、しっかり指示してくれます。
宿題、ないしは家庭学習の大切さをわかっているので
ただ「なんとなく週一回通うのみ」という
ダラダラした状況になりません。

自分が講師をして思ったこと:
家で生徒さんのプリント等準備している時はいつも、
同時に一人一人の課題、向上点を見直す時間となっていること。
私の周りにも英会話講師をしている(もしくはしていた)
ネイティブスピーカーが何人もいますが、
「早く一日おわれー、早く週末になれー」
レッスン時間外はプライベートですから、
「指導、レッスン」に関しては気にとめない人が多いです。
(中にはしっかり教えている先生もいると思いますが・・・)
あと、これは裏話ですが
以前大手英会話スクールで働いていたとき、
外国人講師の一人にスペルの苦手な講師がいたのですが、
(特に日本にいる期間の長い講師に多い)
生徒の前では書けないことをネイティブであるがゆえ恥ずかしかったのか、
こっそり「Yuki,, how do you spell レゲエ?」なんて事は
一度や二度ではありません。
そして「文法の質問」になるとわからない人が多いので、
日本人講師にまわってきます。

③文化理解に関して

フレーズや単語のニュアンスの違い、文化の違いに関しても
日本人講師は「日本人が取り違えやすい」部分を
わかってるので注意できますが、
ネイティブ講師は「あたりまえ」として使う
フレーズ・単語・文化の相違に関しては、
生徒が「???」となっていても気づいていないことが多く、
「???」になればまだしも
「勘違いしたまま」スルーされてる場合だってあります。

「不自然」でも通じれば、
スルーする事が多いのがネイティブ講師です。
自分がもし「日本語講師」だったら・・・
想像できますか?
外国人が話す日本語、あまりに通じないほど間違ってたら直しますが、
「日本人が話す日本語」と違う事は明らかでも、
通じてたらスルーしてませんか?

例えば、パーティーで英語圏の人に
「わたくしは~、ah,,○○○です」といわれたとします。
「○○○です、よろしく!っていうほうが自然だよ!練習してみて」って言いますか?
こういった「直し」は同じ言語圏出身同士のほうが、効率的です。

以前こんな場面がありました。 
 
アメリカ人A: 「秋葉原いく?」
アメリカ人B: 「秋葉原=アキバって略せるんだよ!」 (笑)

たしかに、「秋葉原」であってるので、
日本語のネイティブ(私たち)はいちいち気にも止めないところですが
こういうところに関しては「第二言語学習者」のほうが敏感です。
これでアメリカ人A君は、
日本人に「秋葉いこー」と誘われても
どこに誘われているかわかりますね(笑)
似ているのが、自分のレッスンの時でも
「America」という単語ひとつでも、
他の呼び方も教えるようにしています。
どれが一番使われて、どれが一番フォーマルか。

④モチベーション

実はこれが、私自身イタリア語を習うにして
「一番よかったな」と思うところです。
私のイタリア語の先生は、
同い年くらい?もしくは年下(にみえる)女性の日本人講師です。
先生も元々はイタリア語が話せない人です。
スタートは遅かったけど
「私もこうなろう」という気分になります。
私も今は英語が話せますが、
元々は話せてないどころかABCもわかってなかったわけです。
 
先生が初心者の頃使っていた同じ教材を使っています、
宿題の答え合わせをしていたときでした。
解答のないテキストなので、
先生自身のテキストを見ていたとき、
「あ、私もおんなじところ間違ってる。。」
と言われたとき、強く実感しましたね^_^ 
「誰でもはじめはできないんだ」って。

語学の習得で欠かせないものは「継続」。 
今英語が話せるのか、話せないのかは
「過去の自分」が決めたこと。
将来「英語が話せる自分」を選ぶのか
「話せない自分」を選ぶのかは
「今の自分」が決めることです。