Yoshiko先生

定員に達してしまいました
誠に恐れ入りますが、こちらの先生のスケジュールは定員に達してしまい新たなレッスンの受け入れが難しい状況です。

Q:どんなレッスンをされていますか?

英語を学びに来る生徒さんには色々な目的があると思いますが、どのレッスンにおいても私が心がけているのは

1)メリハリがあること。
2)わかりやすいこと。
3)その日の最重要ポイントを、出来るだけ短く効果的に説明すること。
4)生徒側に出来るだけ発言の機会を与えること。
5)勿論楽しいこと!
の5点です。

コース別に説明しますと、
●超初心者・初心者→まずは英語アレルギーを取り除く為にも基本的な発音法からやさしく始め、身の回りにある物や簡単な日常の挨拶などをフラッシュカードを使用し楽しく学んでいきます。使用予定テキストは、カラフルな絵の多いSIDE
BY SIDE など。大切な文法事項については、多少文法を覚えてる方にはEssential Grammar in Use を使いながら会話にも多用し、全く初めからやりたい という生徒さんには日本語の「中学文法を使った日常会話」というテキストを使用予定です。又、洋楽好きな方にはその文法を使った歌詞を使ったり自宅に来ていただける方には、リスニングの教材もやっていく予定です。
●中級者~ この位のレベルになってくると、Grammar Focusは短時間で終えるようにし、残りの時間は出来るだけ会話練習や色々な表現方法の取得に集中できるようにしていきます。
使用予定教材は文法・語彙・会話・英作文・リスニングと全ての分野をバランスよく学べるNew Interchangeを中心に考えていますが、勿論生徒さんの希望に沿ったものでも可能です。
更に上級者に向かうためのアプローチの1つとして、 通訳の方が練習に使うリピーティング、シャドーイングの簡単なものもやっていきます。 その他、旅行英会話、海外駐在前の奥様達(今迄英語を使う機会のなかった)への日常英会話なども教えます。自分が海外在住の間駐在の奥様達に教えた経験も生かし、どういった表現が実際役に立つのか・どういった場面で困る事が多いかも教えます。長年中学生・高校生にも英語・英会話を教えてきましたので、中学・高校英語(試験対策含)も得意です。

Q:これまで教えた経験の中で一番印象に残った出来事は?

教育実習時代の話ですが、ある私立の進学校で教える機会がありました。当初生徒達は皆授業そっちのけで各自の作業(予備校の宿題とかでしょうね)に忙しく、ほとんど興味を失っている状態でした。 これではいけない!と一揆奮発。内容は「タイタニック号の悲劇」でしたが、タイタニック号の下手な絵を描きどういう事故だったのか英語以外の面から攻めたり今迄触れられることのなかった発音についても1つ1つ丁寧に説明したところ、生徒達の態度が激変!!! それ以来食いつくような眼がいつもあり、最後の日には 「非常にすばらしい授業をありがとう」と。 非常な鮮烈な思い出です。 

Q:レッスンで心がけていることはありますか?

決して生徒の心を傷つけないこと。そして少しでも進歩があれば、生徒さんと一緒になって喜んであげることです。。自分自身にも英語のスランプに陥ったことがあるので、わからない辛さはよく理解できるのです。

Q:講師をしていてよかったなと思うことはなんですか?

講師という仕事を通し色々な方々と出会えることが、一番嬉しいです。1回1回真剣勝負なので非常に厳しい仕事でもありますが、まさに「教えることは学ぶこと」を実感する毎日であり、それが自分自身への自己研鑽にもなっています。

Q:ご自身はどうやって英語を身につけたのですか?

全く英語や海外とは無関係の家で育ってきたのですが、何故か中学以来英語の音に魅かれ、意味もわからぬままよくFENを聞いていました。最初英語は得意科目だったのですが、学校で教わる文法偏重の英語教育にどうしても興味がもてなくなり、気がつけば大学受験直前には英語の成績が随分落ちていました。
皮肉な事に受かった唯一の大学が英文学科で、渋々授業に出てるうちに再び英語の魅力に開眼!!授業内容が非常にユニークで、会話や発音法の授業の他に映画のシナリオを題材に使ったり映画を見せてくれたりと、文字以外の英語に目覚めたのはこの時でした。当時相当数の60年代の映画を見たり、文学作品の原本を読んだと思います。

その後化学会社で6年余り輸出業務を担当致しました。配置された初日から貿易実務をたたきこまれ、海外からの電話に出ろと。今の様にメールもなくFAXだけの時代でしたので、急ぎの場合は海外の現地スタッフとも毎日やり取りをしておりました。当時は商業英語の方に興味があり、会社の終わった後商業英語クラスに通っておりましたが、自分の英語自体はかなりラフだったと思います。
私の英語に大きな変化があったのは、退職後です。英語塾で英語を教える傍ら、様々な教材やインターネットを駆使し、独学で英語を学び直しました。その後主人の赴任でシンガポールに在住し、更に英語力は広がっていったと思います。シンガポールには様々な国籍の人間が集まり、色々な民族と出会い積極的に英語で交流しました。自分でも日常会話は教えていましたが、シングリッシュの発音になるのだけは嫌で、イギリス人の家庭教師から徹底的に発音をチェックしてもらい、エッセイも毎回厳しく直されました。他にもカナダ人の知り合いに機会があれば自分の文章を見せ、出来るだけ色々なネイティブの言い回しを吸収するようにしました。  

Q:英会話上達のコツがあれば教えてください。

とにかく、出来るだけ毎日続けてください。 「継続は力なり」です。何事もそうだと思いますが、 やり始めると必ず壁にぶつかる時があります。 語学もまさにその通りで、「これだけやっても聞き取れない」とへこむ時があります。でもあきらめないで! 毎日少しでも続ければ、すっと聞き取れ、気が付くと自然に話している自分が待っていますよ。

Q:これから英会話をはじめようと思っている生徒さんへ一言!

最近英語流行で、「英語が出来ないとなんだか評価されないみたい」とか「英語位は話せないと、でも今更なぁ」 という声を耳にします。英語が話せればパーフェクトで高い評価を受ける という事では決してありません。 しかし、英語という道具を使い色々な国の方々と交流する醍醐味・すばらしさを是非知って欲しい と思います。そしてそれを始める時期に「遅すぎる」という事は決してありません。皆さん、何らかの仕事の傍らに英語を勉強していると思いますが、なかなかその時間を捻出するのも難しいのでは?私も実はその一人で、1歳の娘を抱えながら現在は細々と自分自身の勉強を続けています。子供は待ってくれません。昼間くたくたになるまで娘の世話をし、夜寝かしつけてからがやっと私の時間です。真夜近くなることもあります。
正直しんどいですが、「継続は力なり」を信じ、1日ほんの少しでも英語と接する時間を作っています。 これから始めようとする生徒の皆さん、なかなか時間が作れないと嘆いておられる方々、私と是非一緒にがんばりませんか?今迄自分が身に着けてきた全ての知識をもって英会話習得へのサポートをさせていただきます。