リスニングトレーニング法(1時間Ver.)

目次

英会話ビギン 妙典エリア担当の陽子です。
中級レベルの方(目安:TOEIC600以上)にオススメのサイトを使った
リスニングトレーニング法をご紹介します。

■サイト:ニュースで英会話
http://cgi2.nhk.or.jp/e-news/index.cgi

(7月4日のニュース「RIVALS IN TV TIE-UP」でやってみます)

■第1段階~(約10分)

1.英語のタイトル・背景情報・和文を読む
2.生のニュースを映像を見ながら聞く(2回)
3.サイト右上の「ワンポイントをクイズで学ぶ」でクイズに挑戦
4.サイト右下の「ボキャブラリー」で単語クイズに挑戦
5.英文スクリプトを見ながら「読み直し音声」の「通常」速度でもう一度聞く
6.和文で意味を確認

■第2段階~(約30分)

1.英文スクリプトをワードなどにコピペ。
「読み直し音声」の「速い」の速度でかけながら、
音が切れるところでスクリプトを改行していく。

例えば、7月4日のニュース「RIVALS IN TV TIE-UP」だとこんな感じ。

Two long-time rivals are forging an alliance.
Japanese electronics firms
Panasonic and Sony
are close to collaborating on the next-generation TV set.

The new televisions will feature
organic electroluminescence,
or OEL, displays.
OEL TVs are thinner
and show a sharper picture than conventional LCD units.

The two firms hope the tie-up will cut costs
and speed up development of the product.
This alliance comes as the companies struggle with their TV operations.
They aim to catch up with Korean industry,
which is leading in OEL TV production.
Panasonic and Sony
are also considering
joint production of the new TVs.

切れているとはっきりわかるところで切っていくと確実です。
5回くらいでできるとGOOD。終わったらプリントアウトします。

2.「読み直し音声」の「速い」速度でニュースを流しながら、
自分で改行したスクリプトにくっつく音、変化する音、
イントネーションなどをメモしていく。メモする箇所がなくなるまで繰り返す。

3.英文の改行に合わせて意味の塊ごとに訳す(サイトの訳を参考にします。)

※先程のニュースを使ってやってみます。

長年ライバル関係にあった2社が提携します
日本の電子産業である
パナソニックとソニーです
両社は近く、次世代テレビを共同開発します

新しいテレビは特徴としているのは
有機エレクトロルミネッセンス(EL)です
通称はOELで、
OELテレビはより薄く、
従来の液晶ディスプレイ画像もより鮮明です

両社が期待するのは、この提携によるコスト削減と
この商品の開発時間も短縮です
今回の提携は両社ともにテレビ事業で苦戦する中で実現したものです
この提携には韓国メーカーに追いつこうという狙いがあります
韓国は有機ELテレビの製造で先行しています
パナソニックとソニーは
検討しています
新型テレビの生産面での協力も

※英語の順番で訳すことにより、段々英語で考えるられるようになっていきます。
終わったらこちらもプリントアウト。

■第3段階~(20分)

1.リピート練習。
「通常」速度でリピート練習。意味の塊ごとに音声を止め、リピートする。3回。

2.オーバーラッピング(CDと一緒に読むこと)。
「通常」速度で3回。「速い」で3回。

3.シャドーイング(スクリプトを見ず、耳で聞いてCDについていく)。
「通常」速度で3回。「速い」で3回。

4.意味再確認。和文だけを見ながら「速い」速度でニュースを一度聞く。

5.仕上げ。生のニュースでオーバーラッピング3回。
シャドーイング3回。ここでは誰かに伝えるかのように、
意味を考えながら読み上げる。

6.最後に生のニュースをもう一度聞き、全て聞き取れていればおしまい!

■おまけ(時間があれば)~

音声無しで自分の音声を録音し、
聞いてみると意外と気づかなかった自分の癖や苦手な部分に気づくことができます。

■おまけのおまけ(さらに時間があれば)~
最終的に、自分作成した日本語訳だけを見て英語訳がおこせれば完璧です。