海外への個人旅行が倍、楽しくなる!宿泊先で現地の人と交流する2つの方法と注意点

外国に旅行に行って、自分の好きな場所へ好きな時に行きたいということで、フリースタイルの旅行を選ばれる方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、宿泊先で現地の人と交流をして、日本では味わえない生きた異文化体験をするコツをご紹介します。

B&Bのゲストやオーナーと交流

泊まりながら、現地の人と交流できる施設として第一に、B&Bと呼ばれる宿泊施設があります。
これは、日本の民宿のような宿でベッド・アンド・ブレックファーストといわれ、朝食と個室がパックになっているものです。
イギリスの田舎や北米の大都市の郊外にあることが多いようで、レンガやかわいらしい洋風の一軒家で宿を営んでいるケースがよく見受けられます。

B&Bに泊まり、宿泊者やオーナーと共にとる食事時に他のゲストと会話をして打ち解け、相手の国の話を聞いたり、仲良くなったゲストとそのあと一緒に観光をしたり、ということも可能です。
B&Bはアジアの旅行者よりも欧米からの旅行者やその国の人で国内旅行をしている旅行者に愛用されていることが多いようです。
これは、自分の英語力を使ういいチャンスではないでしょうか。

まず、他のゲストやオーナーを見かけたら気軽に”Hello! How are you”と話しかけてみてください。
欧米は知らない人でも、笑顔で挨拶したり話しかけるのが普通なので、恥ずかしがることはありません。
移動しながら狩りをする狩猟民族だったなごりで、知らない人に出会ったときに笑顔をつくり挨拶するのは「私はあなたの敵ではありません」と証明するためだという伝統的習慣とされています。
初対面で握手をするのも、武器を持っていないことを示すためだともいわれています。

会話のすすめ方

“How are you?”と尋ねたあと、何を話したらいいのだろうと戸惑ってしまうこともあるかもしれません。
そんなときは、“Where are you from?”と質問してみましょう!
挨拶の次に、この質問はよく話題になるものです。

日本で知られているような大都市出身の人は意外と少ないので、相手が自分の知らない地名の出身なら、そこの様子を“Which city is near your town?”とか“How many people live in the town?”などと町の様子を尋ね、会話を続けてみてください。

その次は、“How long will you stay here?”と旅行の予定を尋ね、“Where did you go and where will you go?”等と質問するなかで、相手が自分より先に滞在していたら“Where do you recommend to visit in this city?”とおすすめの観光地をきいてみるのもいいでしょう。
これらの質問を相手にすると、相手も同じようなことを尋ねてくるはずです。

そうなったら、次は英語を話す番です!いざ現地で英語を話すと緊張して矢継ぎ早に質問したくなるかもしれませんが、初対面の人にたくさん質問をすると警戒心を抱かれかねません。
会話は質問と答えの組み合わせで展開されるのが理想的です。相手が答え終わり、逆に質問してくるまで次の質問は待ってくださいね。

ここまでの会話がはずみ、もっと話したい雰囲気になったら“What‘s your hobby?”とか“What do you do in your free time? ”と相手に関する質問をし、もっと話を深めることも可能です。
また、“Are you a student?”とか“Do you work?”と尋ね、もし学生なら“What`s your major?”と専門をきいたり、社会人なら“What kind of job do you have?”と仕事内容を教えてもらったりというのは一般的な流れです。

新しい宿泊形態、Airbnb

最近、日本でも話題のAir bnb(エアー・ビー・アンド・ビー)を使って宿泊する方法もあります。
これは、現地の人が実際に住んでいたり、所有している部屋に事前に予約し、代金を払って泊まるシステムです。
一部屋から一軒まるごととレンタルする規模も多様です。

Air B&B専用の検索、予約サイトから申し込みます。所有者や設備の詳細もサイトから知ることができます。
既存の宿泊施設よりも低料金ということもあり、若者を中心に特に欧米では普及してきているようです。

居住中の家の一室に宿泊する場合は、ホームステイと同様なスタイルになり、所有者と気が合うと様々な話をしたり、観光に連れていってもらえるといった経験をする旅行者もいるようです。

現地で安全に過ごすために

B&Bの欄で書いたような会話が進み、もし、このあと一緒に観光しようということになった場合、注意した方がいいポイントがいくつかあります。
まず、相手の車に乗らないことです。大陸では、自家用車で旅をする人もいます。
たまたま、相手が車で旅しているからといっても、よく知らない人の車に乗らないというのはどこの国でも鉄則です。

少し話していい人に見えても突然、顔つきや態度が変わる人もいるようです。
女性は日ごろから、こういう点は気をつけていることが多いと思いますが、海外では男性も同じように気をつけた方がいいとされています。
日本人は男女ともに反論しない、従順というイメージを持たれ、いろいろな目的で狙われる機会が多いと耳にします。

一緒に出かける場合、公共の場以外には行かない、夜遅くなる前に宿に戻る行動をすれば、危険な目にあう可能性は低くなります。
女性の場合は、現地の人でも厳しい家庭では日没前には帰宅するというのがありますので、参考にしてみてください。

また、Airbnbの予約サイトは予約までを仲介し、トラブルは滞在先の所有者と予約者間での解決になるということも念頭に入れておく必要があるでしょう。

自分らしい旅に

今回は以前からあり、すでに知名度の高い民宿のようなB&Bと、最新の宿泊形態であるAirbnbについてでした。
いかがでしたか?現地の人と交流できるのは、どちらも共通しています。

フリースタイルの旅行なら、宿泊先も自分らしく泊まれる所に滞在したいと思われる方もいらっしゃると思います。
いずれの場合も、トラブルに巻き込まれないように十分気をつけながらも、英語をたくさん話す機会を見つけてください。
現地の人とのコミュニケーションは旅を思い出深い旅行にしてくれることでしょう。

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