海外では職場関連のパーティーやイベントに夫婦で参加したり、また、特にアメリカではホームパーティーがよく開かれます。
友人や同僚に呼ばれることも多いですし、それなりに付き合いが長くなれば、自宅に招くことを暗黙のうちに求められるようになります。
海外赴任したあと、新しい環境に落ち着いたらわりとすぐに開くことが慣習とされているのが、Housewarming Partyです。
直訳すると「新居を暖めるパーティー」ですが、「引っ越ししましたので、皆さんどうぞ遊びに来てください」という意味のパーティーです。
引っ越しを手伝ってくれた人たちに感謝を示す場でもありますし、新しい環境で上手くやっていけるように周りの人たちが祝福してくれる場でもあります。
そこで今回は、海外赴任した夫の妻としてHousewarming Partyを開く際のお誘いのフレーズを紹介します。
パーティーに誘う会話例
自分:(夫の名前) and I will throw a housewarming party this Saturday evening, so we were wondering if you (and 相手の人のパートナーの名前) could join us.
相手:Oh, Thank you very much. That’s very nice of you. Sould we bring anything?
自分:Well, we’ll prepare the finger food, so if you could bring something to drink, that’d be nice.
相手:No problem. We’ll bring a good bottle of wine, then. Sounds exciting.
【日本語訳】
自分:(夫の名前)と私、今度の土曜の夜に引っ越しパーティをするの。あなたと(いる場合は相手の人のパートナーの名前)も是非来てね。
相手:あら、ありがとう。ご親切に。何か持って行った方がいいかしら?
自分:そうね、私たちは軽食を用意するから、何か飲み物を持ってきてくれると嬉しいわ。
相手:了解。じゃあ、いいワインを持ってくわ。楽しくなりそうね。
これだけは覚えましょう
1.必ず覚えたいのは、まずは「パーティを開く」という表現。
これはthrow a partyと言います。
そして例文のように、日時を付け加えます。
2.相手に「是非来てほしい」という表現。
いくつか表現の方法はありますが、一番簡単なのは、We’d like you to come.とかWe’d like you to join us.という言い方でしょう。
些細なことのようですが、重要なのは、こういうときにやたらと”I”(私)を連発しないことです。
海外のコンテクストでは、あくまでも“We”(私たち夫婦)が準備してお誘いするパーティー、というスタンスが大事です。
3.「何かパーティーに持ってきて」と頼む表現。
いわゆる「持ち寄りパーティ」のことはPotluck Partyと言います。
「~を持ってきてくれますか?」は、Could you please bring ~?と言います。
「~」のところにワインやお菓子など持ってきてほしいものを入れて言ってみてください。
応用練習
1.あなたとあなたの夫は次の土曜の午後に引っ越しパーティを開きたいと思っています。友人のジョンさんに奥様と是非来てください、と言ってみましょう。
【回答例】
Hi John.
My husband and I will throw a party next Saturday afternoon.
We’d like you and your wife to join us.
2.ジョンさんの答えはイエスです。来る時にワインを持ってきてもらえますか?と言ってみましょう。
【回答例】
Could you please bring some wine? thank you.
さいごに
海外、特にアメリカではホームパーティは普通です。
逆に言うと、皆慣れっこですから、ここで張り切って立派なディナーを用意したりする必要は特にありません。
あくまでも皆で楽しい時間を過ごして、お互いによく知り合うことが一番大事です。
もちろん日本食は好きな人が多いので、手巻き寿司パーティなどは非常に喜ばれます。
簡単な具材だけ適当に用意して、あとは皆で和気あいあい、それぞれが好きなものを巻いて食べたりすると話も弾みます。
こうして友人ができると、英語も上達しやすくなりますし、海外生活を楽しむ心の余裕がどんどん出てくるでしょう。