【シンガーソングライターのための英語】発音指導/歌詞添削/英会話

シンガーソングライターの英語指導

シンガーソングライターの方は、歌詞に英語が入っている歌を歌ったり、英語の作詞をしたりする機会も多いでしょう。
このページでは、「シンガーソングライターの方が知っておくと便利な英語・音楽用語のご紹介」と、「シンガーソングライターのための英語・発音指導/英会話レッスンのご案内」をしています。

シンガーソングライターが知っておくと便利な英語と音楽用語

シンガーソングライターを英語で?

シンガーソングライターは英語で「Singer-songwriter」です。

singer-songwriter [síŋər sɔ’ŋràitɚ] シィン(ガ)ァ ソォン(グ)ラィタァ

日本語と同じで、自身の楽曲を自らパフォーマンスするアーティストのことを指します。

シンガーソングライターの方が自己紹介をするときの英文例

I’m Yuta, a singer-songwriter from Tokyo Japan.
I’ve been writing songs for 20 years now and I have more than 100 original songs.
I’m doing regular shows every second Friday night at ______(小屋の名前).
Please pop in if you have a chance.

私はYutaというシンガーソングライターです。
20年以上曲を作っていて、100曲以上のオリジナルを持っています。。
第二金曜日に定期的に____でライブをやっているので、良かったら遊びに来て下さいね。

作詞作曲のクレジットの書き方 (Yutaというアーティストの場合)

シンガーソングライターの方が自分で歌を作り、歌詞のところにクレジットを書くときは、英語では以下のように書きます。

1.曲がsong、歌詞がlyrics(リリックス)にあたります。作詞作曲者が同じでも下記のように書く場合があります。
song Yuta
lyrics Yuta

2. 作詞作曲者をまとめてwritten by、と表現する場合もあります。曲名の下にこう書きます。
written by Yuta

3.アレンジも自分で行った場合はこう書きます。
written and arranged by Yuta

4.アルバム全ての曲を書いて、アレンジもした場合はまとめてこう書きます。
All songs written and arranged by Yuta

5.自宅録音などで全ての楽器を弾いた場合はこう書きます。
All instruments played by Yuta

クレジットの書き方はアーティストによって様々で、これが正解というのは無いのですが、情報が正確に伝わるように書くのが大切です。

シンガーソングライターが音楽現場で使う英語

1. 譜面のことはscoreまたはchartsと言います。
2. 音符は music notesです。
3. リハーサルのことは rehearsal(名詞)/リハをする、という動詞は rehearse(動詞)と言います。
4. ライブ、コンサートの事は gig/show/concert と言います。ライブとは言いません。Live(ライブ)は「生の」という意味です。
5. ライブハウスの事は club/music venue と言います。Live houseは和製英語です。

言葉の使用例としてYutaの1日を見てみましょう

I went to a rehearsal today. It was great to see my band members.
I’m going to do a show next month at a brand new club in Shimokitazawa.
On that day, I’ll release my new album with the songs all written by myself.

音楽用語の英語

英語の歌詞を書きたい/英語で歌いたいシンガーソングライターに求められる英語とは?

洋楽と同じクオリティを目指し、いざ英語の歌詞を書こうと思っても、辞書や翻訳アプリからそのまま引っ張り出したような英語はメロディに乗せるのがとても大変ですし、リスナーに伝わらないような難解な英語になってしまうことも多く、せっかくの楽曲がもったいないですよね。

シンガーソングライターの伝わる英語の秘訣は、借り物ではない自分自身の英語であること!

大事なことは、英詞はほどほどにシンプルである事、また聞き覚えがあるけれど使い古されていない言葉をたくさん取り入れることです。
例えば、「The Three Degrees」という60年代にフィラデルフィアで結成された女性3人のボーカルグループの名曲 「When Will I See You Again?」の歌詞の一部を見てみましょう。

When will I see you again?
When will I share precious moments?
Will I have to wait forever?
And cry the whole night through?
When will I see you again?
When will our hearts beat together?
Are we in love or just friends?
Is this my beginning or is this the end?
When will I see you again?

とてもシンプルで分かりやすく、ほぼ中学で習う文法でカバーできる内容です。
歌を聴いてみるとわかりますが、日本人が歌うのに適しているメロディになっています。
このグループは日本でも人気があり、かつて「にがい涙」(安井かずみ作詞/筒美京平作曲)という曲を日本でリリースし、日本語で歌っています。逆の立場として一見の価値があります。

ご自身の「伝えたい言葉=詞」を大切にするシンガーソングライターの方にとって、中学で習った英語だけで、今現在の自分の思いをわかりやすい表現に落とし込めるかはとても重要です。シンプルな単語で自分の気持ちを表現するためには、やはり基礎英語の理解は欠かせません。

シンガーソングライターに求められる英語

シンガーソングライターのためのマンツーマン英語指導/発音指導/英会話レッスン

シンガーソングライターの方で、このようなご希望をお持ちの方向けオンラインマンツーマン英語指導/発音指導/英会話レッスンをご提供しています。
(オンラインレッスン60分2500円都度払い。入会金・月会費別途)

楽曲の中にキーポイントとなる英語の歌詞を取り入れたいが、どんな言葉を選んでいいかわからないので言葉選びのアドバイスがほしい
英語で歌詞を書いてみたけれど、果たして文法的に正しいのか、意味が伝わるのか分からないので、自分が書いた歌詞を添削してほしい
日頃、感覚的に真似をしながら洋楽を歌っているが、発音が不安なのでチェックして欲しい

シンガーソングライターの方は耳が良く、歌詞カードと音源があれば、洋楽のカバーでもある程度の完成度まで持っていけることも多いでしょう。

ただ、もう一歩レベルアップをしようと思った時に、独学の英語学習では、子音を強調しすぎたり、英語の滑らかさを求めるばかりに崩しすぎて言葉が潰れたりしてしまい、逆に英語に聞こえなくなってしまった、という悩みを持つシンガーソングライターにお会いしたことがあります。
やはり、感覚的な部分だけではレベルアップに限界を感じることも多く、理論的に英語の音や構造について学ぶことは、モヤモヤとしていた感覚的な壁を打ち破るために必要なことでしょう。

かといって、「英語を誰かに習えれば、誰でもよい」というわけではありません。

過去に演奏者として参加したレコーディングの話ですが、知り合いのシンガーソングライターの方が、バイリンガルではあるけれど音楽を知らない人に発音のアドバイスを受けたために、かえって細かい部分を矯正しすぎてしまい、そもそも存在していた音楽的でエモーショナルな流れが損なわれてしまった、という事例を見たことがあります。

英会話ビギンの提供する「シンガーソングライターの方のための英語指導/発音指導/英会話オンラインレッスン」では、音楽業界で活躍しながら、英会話講師としても多くの生徒様の英語力アップをサポートするプロの日本人講師がマンツーマンでレッスンを担当します。

音楽業界の英語に精通しており、なおかつ、英会話講師としてのキャリアも豊富なので、音楽と英語の両面からスキルアップを徹底サポートします。

音楽要素を取り入れた英語指導

シンガーソングライターのためのマンツーマン英語指導が選ばれる理由

借り物ではない、自分自身の言葉選びができるための本物の英語力を身につけられる

レッスンでは「伝えたい言葉」を大切にするシンガーソングライターの皆さんに、思い切って基礎英語にさかのぼる事を推奨しています。
それが遠回りなようで、一番の近道だからです。

中学で習った英語でどこまで今現在の自身の思いをセンテンスに出来るか・・・

レッスンでは、ご自身の書いてきた歌詞を見ながら、日本語でご本人の伝えたい思いをヒアリングして、自分の言葉を活かしながらより良い言葉選びをサポートします。

制作した歌詞を楽曲に組み込み、歌った動画を送って頂きながら、発音も含めてより良いものにブラッシュアップするお手伝いをいたします。

音楽業界に精通しているプロ日本人英会話講師のマンツーマン指導

発音とニュアンスを感覚的にコピーさせる事の多いネイティブ講師と違い、日本人講師は効果的に日本語を使いながら、スペルと発音の関係を理論的に学べる英語発音指導(Phonics等)を取り入れます。
カタカナ英語からの脱却をするための理論的な発音の仕組みを学べるので、一時的ではない永久的に使える知識とスキルをしっかりと身につけられます。

また、音楽業界に精通しているプロ日本人講師が担当するので、音楽的な視点をメインに、生徒様のレベルに合わせた効果的な英語の学習方法を教えてもらえます。

ネイティブ講師にありがちな、単なる英会話の練習や感覚的な歌の指導ではなく、英語と音楽を組み合わせたきめ細やかなマンツーマン英語指導が受けられます。

オンラインレッスン60分2500円の低価格、都度払いで続けやすいシステム

音楽と英語の両方のスキルアップをかなえる、プロ日本人講師のマンツーマン指導が、60分2500円の都度払い。(入会金・月会費別途)
音楽と英語を組み合わせたレッスンの相場は、60分7500円~なので、市場価格の3分の1。
オンラインレッスン、都度払いだからこそ実現できる低価格の料金体系です。

シンガーソングライターの英語指導/発音指導/英会話レッスン事例

事例①

自分で作った英語の歌詞のアドバイスと発音の指導(30代女性)

どんなご希望?

日本語と英語が半々くらいの曲を作っているのだが、自分が作った英語があっているか見て欲しい、間違っていたら新しい言葉のアイディアが欲しい。
歌の発音チェックをしてほしい。

レッスン内容

(1)オリジナルの歌詞をチェック
(2)より良い言葉選びをアドバイス→直訳っぽい言葉について、言葉選びのアドバイス。また、歌詞にあわせるために多少メロディをいじる必要がある事をアドバイス。
(3)歌詞にこめた思いを日本語でヒアリング→オリジナルの歌詞の中でポイントとなっている部分を残して一旦シンプル化する
(4)メロディと歌詞をアレンジした動画を後日講師へ送付→together/innocentなどの言葉に対してメロディが合っていないところや、英語的に上がってはいけないアクセントのところが上昇のメロディにあたっているところなどがあるので、別の言葉を一緒に考える。
(5)全体的な流れを整えて再度動画を送ってもらいチェック。
(6)発音のブラッシュアップをして楽曲完成!
(7)別曲のチェックに入ると同時に、基礎英語学習のスタート

※(1)~(7)までの流れが5~8回のレッスン(平均)です。
基礎英語学習は、その後の作詞のヒントになるのでとてもお勧めです。

担当講師

オンラインでマンツーマン英会話を教えているなおこ先生
10代を5年間ロンドンで過ごし、当時のイギリスのPop Musicに大きく影響を受けて帰国後エレクトリックベースを演奏する道に進む。
90年代に2度のバンドメジャーデビューを経て2000年以降フリーランスベーシストとして様々なアーティストのツアー、ライブサポート、レコーディングに参加する。
同時に2000年より自身のベーススクールを開講、トレーナーとして後進の指導にあたる。また教則DVDも多数リリース。

演奏に加え、語学力を生かして英語を歌うシンガーの発音指導、作詞ディレクション、ミュージシャンのための基礎英語のトレーニングも行う。
2010年より2年に一度、English&Music共にアップデートの目的でロンドンへ里帰りをしている。

もっと知りたい!

シンガーソングライターの英語指導を受けた生徒様の声

最初はとにかく「これで良いのか?」という不安の中で歌っていたので、外国人がお客さんの中にいると気持ちが萎縮していました。
レッスンを受けてからは自分の作品に自信が付いて、他の楽曲にも積極的に英語の歌詞を増やしていくようになりました。
難しく考えず、シンプルな英語でもちゃんと伝わる歌詞が出来るのだというのが分かったのが良かったです。
自分の英語力が上がればもっと良い歌詞が書けると思うので、現在は英会話のレッスンも定期的に受けています。
自宅で受講できるので続けやすく助かっています。
(20代女性シンガーソングライター)