海外出張!挨拶だけでも英語で行いたい英語初心者が覚えるべき英語フレーズ

海外出張で英語初心者が覚えておきたい挨拶フレーズ

英語が苦手であまり話せないのに海外出張をしなければならない。
商談には必ず通訳者を同席させるけれど、最初と最後の挨拶くらいは自分でしたい!

そんな英語初心者のビジネスパーソンが覚えるべき、挨拶の表現をまとめました。

海外出張での最初の英語の挨拶

海外出張に行って最初に交わす英語の挨拶。
これは先方の担当者が以前に出会ったことがあるか、またはそのときが初めてかどうかで挨拶の仕方が変わります。以下にそれぞれを挙げてみます。

海外出張で初めて担当者と会ったときの最初の挨拶

海外出張で初めて出会ったときも先方の出方によって最初の英語での挨拶や自己紹介の仕方も少し変わってきます。
例えば先方が出会ってすぐに次のように言ったときは、同じように返すのが普通です。

Hi, I’m Mark Smith. Nice to meet you.
Hi, I’m Taro Tanaka. Nice to meet you, too.

大抵の場合自己紹介をしながら同時に握手をします。
そして、先方はこれに続けて次のように「マークと呼んでください。」と親しみやすい環境を作ってくれるかもしれません。そのときはこちらも同じように返しましょう。

Please call me Mark.
Please call me Taro.

一方、先方が 出会ってその場でまずオフィスに来てくれたお礼を述べることもあります。
これに対しては「どういたしまして。」と言わなければいけません。

Thank you for coming to our office today.
Oh, it’s my pleasure.

日本人は、英語を習ってきた中で Thank you. とお礼を言われると You are welcome. と答える習慣ができてしまっています。
この It’s my pleasure. という英語、つまり直訳すると「これは私の喜びです。」という表現のほうがこのような場面に合っていますし、丁寧になります。
この場面のように自分の名前を名乗る機会を少し逸してしまった場合は「自己紹介をさせていただきます。」という言葉を言うことになります。

Now, let me introduce myself.

担当者と以前に出会ったことがある場合の海外出張中の最初の挨拶

次に海外出張先の担当者と以前に出会ったことがある場合の最初の英語での挨拶です。
この場合は面識があるわけですから当然自己紹介はいりません。

Hi, Taro. Nice to see you again.
Hi, Mark. Nice to see you again.

このようになります。
上記の初対面のときの英語での挨拶、つまり Nice to meet you. と何が違うかというと、一目瞭然でmeet と see の違いです。
わずかなことのように思えるのですが、meet を使用するのは初対面のときで see を使用するのは二度目以降の面識があるときと覚えておくことが大切です。

海外出張で商談後、別れる前の最後の挨拶

海外出張において、商談の結果は色々とあるでしょう。
その場で商談成立の場合もあれば返事待ちということもあります。
いずれにしても「お時間をいただきありがとうございます。」と感謝を英語で述べたいものです。

Thank you for your time.

そして、この海外出張中に商談が成立したならば

We are very happy to do business with you.
It is a pleasure to do business with you.

直訳すれば「御社と取引できて私たちはとても嬉しいです。」
つまり「これからどうぞよろしく。」といったニュアンスの言葉を述べます。

一方商談の答えがまだもらえていなければ次のように「良いお返事をお待ちしております。」と期待の胸の内を次のように言います。

We are looking forward to your good reply.

そして海外出張中の最後の英語の挨拶として、最初の挨拶と同じく初対面だった人と二度目以降の人と区別して次のように言って別れられれば最高です。

It was nice meeting you.
It was nice seeing you.

英語で海外出張!覚えておきたい挨拶フレーズまとめ

英語が苦手故に海外出張を避けたいと思ったり、また海外出張中の商談のはじめから終わりまで全てを通訳者に任せているというビジネスマンにとって、自ら英語を話す機会を作るというのは一見ハードルが高いように思えるかもしれません。
しかし、最初と最後の部分だけ挨拶やお礼を覚えることを目標にするのであればそれほど大変なことではないでしょう。
そして、先方の担当者からの受けも当然良くなります。

外国から来た人が片言ながら日本語を使って「おはようございます。」「こんにちは。」「ありがとうございます。」といった挨拶をしたりお礼を言うのは、気持ちが大変和らぐものですよね。それと同じです。

海外出張ではためらわずにチャレンジする姿勢が大事です。
そうすれば海外出張も怖くないですし、成功も近づきます。

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