英語で「いつも/よく」~頻度を表す単語の使い方まとめ

頻度を表す単語の使い方まとめ

どのくらいの頻度で、そのことが行われているのかを表す言葉はたくさんあります。
使い分けが難しいので、頻度が高い順にみていきましょう。

*頻度を表す語を置く場所にも注意しながらチェックしてみてください。

いつも

日本語の「いつも」は、英語にすると、少しずつ意味合いが変わってきます。

always「いつも、常に」

例)You are always in a hurry.
「あなたはいつも急いでいます。」

*be in a hurry「急いでいる」

anytime(その1)「いつでも」副詞

例)You can call me anytime.
「いつでも私に電話をしてください。」

anytime(その2)「~するときはいつでも」接続詞

例)Come here anytime you want to talk with me.
「あなたが私と話をしたいときはいつでもここへ来てください。」

*anytimeには、副詞と接続詞があります。

every time「毎回~するごとに、例外なく」

例)You get angry every time she talks about that.
「彼女がそのことを言うと、あなたは例外なく怒ります。」

at all times「いつも、常に」

例)You can stay there at all times during the business hours.
「営業時間内であればいつでもそこにいることができます。」

頻繁に

frequently「高い頻度で、頻繁に」

例)She meets her boyfriend frequently.
「彼女はボーイフレンドに頻繁に会っています。」

vey often「しょっちゅう、何度も」

例)They play soccer in the open space very often.
「彼らはその空き地でしょっちゅうサッカーをしています。」
*open space「空き地、広々とした空間」

continually「断続的に」「持続的に」

例)That company is continually growing.
「その会社は断続的に成長を続けています。」

on a fairly regular basis「かなり定期的に、頻繁に」

例)Such an accident occurs here on a fairly regular basis.
「そのような事故はここでは頻繁に起こります。」

*fairly「かなり、きわめて」
*regular「習慣的な」
*basis「基準」

しばしば、よく

often「しばしば、たびたび」

I often look back on my old days.
「私はしばしば過ぎ去った日々を回想します。」

*look back on 「~を思い出す、回想する、振り返る」
*old days「過ぎ去った日々」

all-too-common「よくありがちな」

例)That is all-too-common miscommunication.
「それはよくありがちな誤解です。」

*miscommunication「誤解」

ときどき

sometimes「ときどき、時には」

例)We sometimes see him in front of the station.
「私たちは、ときどき駅前で彼に会います。」

たまに

now and again「たまに、時おり」

例)I see them now and again at the supermarket.
「私は彼らをスーパーマーケットで時おり見かけます。」

once in a while「たまには」

例)Please come and play here once in a while.
「たまにはここへ遊びに来てください。」

every once in a while「たまには、折々」

例)Why don’t you drink with me every once in a while?
「たまには、私と一緒に飲みませんか?」

*Why don’t you~?「~しませんか?」
*everyは、強調するために使われています。

occasionally「たまには、折に触れて」

例)I’d like to inform you occasionally.
「折に触れてご連絡差し上げたいと思います。」

*inform「情報を与える、知らせる」

まれに

rarely「めったに~しない、まれにしか~しない」

例)Such a thing rarely happens in this region.
「この地域ではそのようなことはめったに起きません。」

*region「地域、地方」
*notが付かないことに注意

in rare cases「まれに」

例)She makes a mistake though in rare cases.
「彼女はまれにではあるが、間違えることがあります。」

*though「~だけれど」

on one or two occasions「1~2度、まれに」

例)They get a taxi home late at night.
「彼らはまれに深夜タクシーで家に帰ります。」

*occasion「場合、時」
*get a taxi home「タクシーで帰宅する」
*late at night「深夜に」

ほとんど~ない

以下のすべての語は、その語の中に「~ない」という否定の意味が含まれていますので、notを必要としません。
その点にも注意して、文章を作るようにしましょう。

seldom「ほとんど~ない」

例)My husband seldom says no.
「私の夫はめったにノーとは言いません。」

以下の語は頻度を表す語ではありませんが、日本語にすると「ほとんど~ない」という意味になるので、参考までに載せておきます。
頻度を表す「ほとんど~ない」との意味の違いを感じながら読み比べてみてください。

barely「かろうじて~する、どうにかこうにか」

例)We could barely manage this work.
「私たちはどうにかこの仕事を成し遂げることができました。」

*manage「何とか成し遂げる」

scarcely「ほとんど~ない」

例)There is scarcely a dirty town in this country.
「この国にはほとんど汚れた町はありません。」

hardly「ほとんど~ない」

例)I can hardly hear your voice.
「私はほとんどあなたの声を聴くことができません。」

一度も~ない

never「一度も~ない」

例)I’ve never been there.
「私は一度もそこへ行ったことはありません。」

not even once「決して~ない」

例)She doesn’t cry even once.
「彼女は決して泣きません。」

きっちりと頻度の区分けすることは難しいですが、感覚として捉えておくと良いと思います。
頻度を表す言葉を上手に使いまわすことができると、表現も広がりますよ!

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