難しい「完了形」どう教える?講師対談インタビュー

難しい「完了形」どう教える?

生徒から「難しい」と声があがる「完了形」。どう教えてますか?

ひざわ先生
完了形はすごく教えづらいなあと思います。
生徒さんにも、「なんで “I finished.”と “I have finished.”があるんですか?
なんで”I finished lunch.”じゃだめなんですか」と聞かれるんですよね。
Naomi先生

そうですよね。
完了形の概念は日本語にないし、
絶対に完了形を使わなくちゃいけない、というわけでもない。

“Have you ever been to~?” みたいな
「経験」用法のときには完了形を使う必要があるけど、
“I have finished.”という「完了」用法のときなんかは、
難しければ使わなくていいよ、と言ってしまいますね。

「一生使わないなら使わないで大丈夫なんだけど、
でもね、一応ね・・・」

と前置きして、完了形の説明をはじめます。
生徒さんが構えないようにね。それで、

「ネイティブの人は完了形を自然に使うんだけど、
じゃあどういうニュアンスがあるかっていうとね・・・」

といって日本語で説明をしていきます。

ひざわ先生

完了形まで使えるとしたら、
相当しゃべれるレベル、ってことですもんね。

Naomi先生
そうそう。
あとは、完了形は自分で体験してみないとわからないことが多いと思うんですよね。
外国で生活してネイティブと一緒にいると
「ああ、こういうときに完了形を使うんだ」ってわかってくる。
あとは完了形をやたら使う人はもう口癖でしょ、みたいな人もいる。
何かにつけて完了形を使うから、
「この人は完了形が好きなんだ~」みたいな(笑)

なので、一応、文法の説明はするけれども、
特に完了用法についてはそこまで掘り下げないようにしています。

ひざわ先生
そうですね、だいたいつっかかる人はそこですね。
Naomi先生
だいたいは「完了形ってなんかよくわからないよね、」というところから入りますね。

「みんな中学とか高校とかでやったけど、
過去完了形とかいっちゃうとよくわからないよね。
私もその場のノリで言ったりすることもあるし、
冷静に考えたら、あとから違うかなって思ったりすることもあるし・・・
そのくらい難しいから、そんなに完璧にしなくていいよ。
でも実はそんなに怖くないのね。」

と生徒さんを安心させてあげます。

「完了形って、実はそんなに難しいことではなくて。
過去やったことが今、現在まで影響があるんだ、という
微妙なニュアンスを言葉に乗せていいたいときに使う
ものなの。
話し手のサジ加減だから、話し手がそう思わなければ使わないものだから
そんなに面倒くさい道をいかなくても、
シンプルに表現してもいいんだよ。」

というふうに説明していって、

「でもね、ネイティブの人は使うから、一応練習しましょう・・・!」

といってテキストや絵を比べながら練習していきますね。

今回、対談をいただいた2名の先生のプロフィール

蒲田エリア Naomi先生

ビギンに勤める前は大手英会話スクールで講師をされていたNaomi先生。
ビギンでの講師のお仕事はその頃と比べて格段に働きやすい!
とのお言葉をいただいています。
Naomi先生は「明るくて優しい」お人柄から、生徒様とのレッスンでも日々笑いが絶えません。
英語講師としての経験は長いにも関わらず、生徒様の声に常に耳を傾ける、努力家で勤勉な先生です。
ビギンでは新人講師の育成にあたるなど、レッスン以外の場面でもご活躍いただいています。普段は優しいお母さんです。

田園都市線エリア ひざわ先生

プロのミュージシャンでもあり、英会話講師のお仕事も兼任されているひざわ先生。
音楽業ではご自身のライブ活動に加え、音楽講師もされています。「音楽と英会話」。指導する内容に違いがあるものの、生徒さんの「上達したい!」と言うピュアな気持ち、ポジティブな思いを応援、サポート出来る事は共通しており、それがとても大事なライフワークになっているそうです。
担当生徒様からの信頼は厚く、毎回満足度の高いレッスンをしてくださることから、他の生徒様の紹介が多くある人気の先生です。